超簡易版 edge commutator part1

こんにちは、日本大会終わってから必死にコミュテーターを生成しているonninnです。
今回はコーナーコミュテーターに疲れ切った私が息抜きに考えたエッジコミュテーターを記事にしたいと思います。

この記事を読めばM2法を理解している人なら誰でも形の上ではエッジを3styleで解けるようになる、ということを目標に書いてみたいと思います。

〜注意〜
私はエッジ3styleできません。なんでそんな奴が記事書いてるんだと怒られそうですが多めに見てやってください。
(追記:とりあえずこの記事の方法でsub30は出せました)
・この記事に乗っている手順はspeed optimalではありません
・この記事はいろんなとこに転がっている手順を拾い集めただけです。

以上のことを許してくれる方はどうぞお付き合いください。

○着想

この記事はこの2つの動画を見て思いついたものです。



これらの内容でエッジコミュテーターを系統化できるのではないかと考えました。

エッジコミュテーターの記事としては既にWRCCの素晴らしい解説があります。


しかし全てのコミュテーターを紹介できているわけでわありません。

そこでここでは
「エッジコミュテーターを系統的に網羅する」
というのをモチベーションにやっていきます。

(多少無理のあるコミュテーターも採用しています。繰り返しますがspeed optimalではありません。)

○コミュテーターの最低限の知識

・コミュテーターでエッジを解く場合今までのM2法では1文字ずつ実行してきたものを、2文字ずつ実行していきます。
・コミュテーターの手順は[A,B]で表されることが多いです。これは手順としてはABA'B'を意味します。
・パリティの場合の処理は最後の1文字をM2法で解き、パリティ手順を回すのが一番単純だと思います。(交換分析導入したい...)

○方法

この記事では説明のために
UL,FL,DL,BL,UR,FR,DR,BRに対してインナー、
LU,LF,LD,LB,RU,RF,RD,RBに対してアウター
という表現を用います。(Josh Weimer氏の動画の表現を採用)

スクリーンショット 2018-01-11 17.48.53.png
インナー

スクリーンショット 2018-01-12 15.21.05.png
アウター


エッジはBufferに対して対象なコミュテーターを回せるので左右対称なサイクルは全て左右対称手順を回せば良いことにします。
また、逆サイクルは全て逆のコミュテーターを回せば良いとします。

サイクルにM列が含まれるかどうかで場合分けします。

①M列が含まれない場合
この場合はさらに次の場合に分けられます

i.両側にまたがるサイクルでインナー-インナー 例)DF UR FL
ii.両側にまたがるサイクルでアウター-アウター 例)DF RU LF
iii.両側にまたがるサイクルでインナー-アウターorアウター-インナー 例)DF UR LF

iv.片側のみのサイクルでインナー-インナー 例)DF UR BR
v.片側のみのサイクルでアウター-アウター 例)DF RU RB
vi.片側のみのサイクルでインナー-アウターorアウター-インナー 例)DF UR RB

②M列を含む場合

i.M列1つと他1つ 例)DF UB FR
ii.M列2つ 例)DF UB UF

これで全てのサイクルのパターンを規則的に分割することができました。


part1はここまでです。
次の記事からはいよいよ各パターンに対して
手順の作り方を解説していこうと思います。

次→

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